2009年10月10日土曜日

文書を書く道具

Scrivener

文書を書くソフトウェアは遍歴を重ねていますが,これはある程度の長さの文章を書くのに便利でした.Macのソフトウェアです.


30日間のトライアル版で使っていましたが,よく使うようになったので,最近1つ書き終えたのを機に購入.トライアル期間で3本くらいのまとまった文書を書きました.4月頃に初めて使ったのですが,お試しの「30日間」が起動している日数なので,最近まで使えたんですよね.実質的には半年使えた.

僕が便利だったのは,

階層性の表示
ある単位でテキストを作って,それを階層にできるので,構成を俯瞰するのに便利でした.上の画像の左側が階層表示になってます.さらに,Synopsis(概要),Keywordsを文書とは別途に記載できたり.

参考資料の取り込み
PDF(その他,画像なども)を取り込めるので,参考にする資料を取り込んでおけるのが,便利でした.Scrivenerのファイルを1つ開けば,エディタも参考資料も両方開けますからね.いちいち参考資料を別途探さなくてもイイのが,ひと手間楽で,心理的にはふた手間以上に楽.取り込んだ参考資料はScrivener上でも見られますし,他のPDF ビューワーから開いても見られます.
文字数,単語数の指定
右下に3重丸の記号があって,それをクリックすると,文字数を設定できる.設定すると,バーグラフも出てきて,直感的に残りどれくらいかが分かった.もちろん現在の文字数,単語数が数字としても出てきます.

僕はあまり使わなかったけど,コルクボード表示にすると,テキスト毎にIndex Cardとして表示できるので,見ためが楽しい.Label(例えば,章,節とか)やStatus(draftだとか,editionだとか)をテキスト毎に設定できるので,それも便利そうです.

その他の便利な機能は,全画面モード,2分割表示(水平,垂直),スナップショット,アウトラインモード,Scratch padなどなど.

多少の面倒はあるけれど,LaTeXのエディタと併用すれば数式が出てきても何とかなるかなぁ.

という感じでした.

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