2009年2月4日水曜日

Creative Commons

 
基本的に物はすべて共有物だと思っています.今回は著作物だけの話しですけど,本とか音楽とか著作物に価格がついてしまうのは副次的に著作物の価値ともとれますが,第一義には市場に流通させる手段です.みんなに知れ渡った方が共有財産としての著作物に価値がうまれるからです(別に著作物に限らず,市場経済ってそういうものだと思います).著作者が著作物に時間をかけていて,著作者も生活者なので,生活できる程度に著作権ってのをつくって保護しましょうってことですよね.

で,コピー技術のおかげで潤っている業界ありますね.一部の人達は過剰に収入を得ている気がするんですよね.特に,音楽とか映画とか.著作者本人よりも著作物を管理している人達が盛んに著作権を叫んでいるような業界.そんな人達はYoutubeなんかは目の敵なわけですが,...

角川が共有サイトの「違法アニメ」を収益化 基準満たせば「公認」

角川,強かです.こういう強かさは好きだな.相手を制約することなく,相手を利用してやるっていう強かさ.イギリスのコメディ番組もこんなメッセージとともにYoutubeにチャンネルをもつようになったみたいです.
「(途中略)
君らが投稿していたクソみたいな品質の動画のことは忘れたまえ。代わりに、我々が本物を提供する。コレクションの中から高品質な動画を直接お届けする。

そして、人気のある動画をどんどん新しい高品質バージョンに置き換えていく。もちろんすべて無料で提供する。どうだ!
(以下略)」
モンティ・パイソン、YouTube上にて無料でコントを公開

著作権者の権利は無限じゃないし,コピー技術で恩恵を受けておいて一方では他の人にはコピーするなと強硬に言われると素直に聞き入れたくない.
 

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